Nothing が新オーディオデバイスの情報を公開しました。今回はこの1枚の画像から色々と想像してみようと思います。
ティーザー
Coming soon. A new world of possibilities. pic.twitter.com/2ef4TDXeCE
— Nothing (@nothing) September 5, 2024
恒例の部分見せ告知ですが、何かしら色々と想像させてくれる画像です。
91mobiles が報じたところによると、Nothing が公式 X にてポストしたことと、IMDA、TRDA(共に通信機器認証)に「 B182 」というモデル名がリストされたことを基に「新しい TWS イヤホンらしきものの登場」と推測しています。
画像を見て思うこと
この画像、何か変なのですよね。公式リリースなのに汚れが凄い。これまで Nothing のリリースしてきた画像の綺麗さと比べ、この画像の汚さは異質です。この汚れや光のハイライトの感じからして CG ではなく、写真だと思われます。ひと目でわかるこの汚れをあえて残してきた、または残さざるを得なかったと考えるべきでしょう。わざわざ汚れを描き足してまで、何か誘導したり、惑わしたりする必要があるとも感じないし、そこに狙いがあるならもう少しわかりやすく汚すでしょう。よって、単純にマスプロ前の試作機を撮影したものと推測します。
モデル番号 B182 は「 Nothing Ear Open 」という名称であると報じられています。その名称や、イヤーチップのない画像から、オープンイヤー型イヤホンでは?と推測されています。画像はインナーイヤー型の Ear (stick) と画像向きを揃えて並べてみました。明らかに薄いので、耳穴を塞がないオープンイヤー型で間違いなさそうです。第一印象は固定電話の受話器ですけどね。
画像右のほうにある、おそらくマイク穴?の中のフィルター?が異様に細かいですね。イヤホンだとすれば、そのサイズから言っても、どういった部材で造っているのか気になるほどの微細な穴が空いているように見えます。(ウェブ用にアップされた画像なので当然、リサイズや圧縮されているのでカメラなのかスマホなのか、何を使って撮影したのか不明ですが、ここまで寄れるならマクロ撮影/マクロレンズで撮っているでしょうけど…)また、銀色のパーツが並んでいますが、これが水晶振動子だったら、サイズ的にイヤホンよりヘッドホンのほうが自然です。まさか、初のヘッドホン?ってことはないですかね。
それにしても、プロが撮影したなら尚更、この汚れのままレタッチなしで公開したのが意味不明です。めっちゃ慌てて撮影してアップしたというのも変なハナシだしなぁ…。
まとめ
なんか変な画像だったな、ということで記事にしてみました。どうあれ、近々 Nothing が新しいオーディオデバイスをリリースするのは間違いないでしょう。オープンイヤー型であれば、耳に掛ける部分のデザインを、どのような Nothing 流に仕上げているのか注目ですね。私はオーバーイヤー型イヤホンならスルーですが、ヘッドホンなら購入検討します。
発表されました
発表されました。結局リークされていた通り、オープンイヤー型イヤホンでした。
意外性もなく個人的には、面白くない結果でしたー。
名称は Nothing Ear (open) で、価格は 24,800 円。今のところ白色のみ。2024年9月27日午前10時より予約販売開始。 発売中です。