軽量スタイリッシュなワイヤレスヘッドホン「August EP636」レビュー

安価でオシャレな軽量ワイヤレスヘッドホン。

AKG Q701
AKG Q701

普段、音楽を聴く際はPCで再生しアンプを通してオープンエア型の「ヘッドホン」か「スピーカー」で鳴らしています。どちらかと言えばスピーカーのほうで聴いている事が多いかな。ヘッドホン「AKG Q701」は音は良いんだけど重たいしオーバーイヤー型(耳全体を包む構造)だから比較的短時間で暑さと疲れが出てくる。それにヘッドホンアンプの設置位置との関係からケーブルがちょっとウザったい。
もう少し気軽に使えるヘッドホンが欲しいと思い「August」の「EP636」を購入してみました。

パッケージが商品ページとなんか違う

真っ白で無地のパッケージ

真っ白な何も印刷されていない箱でした。Amazonの商品説明画像ではちゃんとしたパッケージなんだけど、コスト削減で変更されたのでしょうかね。まぁ箱なんてどうせ捨てちゃうんでいいですけど。

スペックと内容物

内容物

【スペック】:

  • メーカー:August
  • 商品名:EP636
  • サイズ:165.7(L)*161.5(W)*50(H) mm
  • 重量:130g
  • Bluetooth バージョン:Bluetooth4.1
  • Bluetooth プロファイル:A2DP1.2/AVRCP1.4/HSP1.2/HFP1.6
  • チップ:CSR8635
  • 連続再生時間&充電時間:14時間&2.5時間
  • 再生周波数範囲:80hz– 20,000HZ
  • SNR: >=90dB

【内容物】:

  • 1xAugust EP636本体
  • 1xUSB充電ケ―ブル
  • 1x取扱い説明書

シンプルな外観で野暮ったさはない

EP636

低価格帯のワイヤレスヘッドホンは馴染みのない中華メーカーだけじゃなく、「SONY」「JVC」「Anker」など有名どころからも多数販売されています。本来であれば(製造は国外であろうと)国内メーカーから選択するのが信頼感もあるのだろうけど、カジュアルに使う前提と少しでも野暮ったさのないスタイリッシュな見ためを求めて本製品を選択する運びとなりました。

ラバーコーティングのヘッドバンド

ヘッドバンド部分はサラッとしたラバーコーティングといった触感で触り心地は良き。安っぽさは感じませんね。

R側に配置された操作ボタン

「R側」のヘッドバンド付け根あたりにコントロールボタンが備わっています。右手で操作する事になりますね。
このボタン類で出来る操作は以下の通り。

  • 音量アップ/ダウン
  • 曲送り/曲戻し
  • 再生/一時停止
  • 着信対応/着信拒否/リコール

一通りのリスニング関連の操作は行なえますね。

そして電話着信関連の操作がある事からもわかりますが、このヘッドホンはマイクも内蔵しているので「ヘッドセット」だったのでした。僕は商品説明をあまり読まずに買っちゃうタチなので、これを知った時は「いらない機能だなぁ」と言っちゃいました。

L側にあるメーカーロゴ

反対の「L側」はメーカーロゴがあるくらいでシンプル。光ったりとかといったギミックもなし。

合皮イヤーパッド

イヤーパッドは合皮で多少のフカッとしたクッション性がある。指で押すと直ぐに中の固いパーツの感触がするといった感じ。こりゃ耳が痛くなりそうな気がしますが、さてどうでしょうかね。
それとスイーベル機構というか僅かに傾きを調整出来るようになっています。それにより耳へのフィッティング良き位置に合わせられるようです。

ヘッドバンド内側はクッションがある

ヘッドバンド内側も僅かにクッション性があります。ヘタな高級機のコブ付きクッションより頭頂部が痛くならない印象でした。見た感じ外側と同じに見えるラバーっぽいんだけど、ちゃんと考えて作られているようです。

充電用端子が「micro USB Type-B」なのが残念

充電用ポートはmicro USB Type-B

充電用端子が「micro USB Type-B」というのがイケてないところ。
しかしこれもあとから知ったのですが、このヘッドホンの発売は2015年頃なのです。そんな前の機種だとは思いもしなかったなぁ。しかし6年も経つんだから「USB Type-C」へのアップデートくらいして欲しいものですな。

PCとBluetoothで接続して使う

TP-Link UB400

ワイヤレスヘッドホンであるEP636は「Bluetooth」にて再生機と接続する必要があります。
スマホやノートPCならBluetooth内蔵だろうけど、僕はデスクトップPCで使うので別途こういったアダプターが必要になります。

気になる装着感や音質など

EP636

まず装着感について書いておこう。EP636はオンイヤー型ヘッドホンなので一定時間着けていると耳の軟骨辺りが痛くなってくると予想していた。結果から言えばクッションは厚くないけど「側圧がさほど強くない」ので問題なかった。まぁ個人差はあるから、これでも側圧強いと感じる人もいるだろうけど。並な装着感といった感じ。

合わない人には致命的な問題

それより気になったのはヘッドバンドについてだ。僕は標準的な頭の大きさだと思うんだけど、アジャスターを全開まで引き伸ばして丁度のフィット感だった。

ヘッドバンドアジャスト機構

全開まで伸ばしてこのくらい。ショックだ。標準的なサイズだと思っていたのに僕は頭がデカイのか!?

いや、帽子は全てMサイズだしキツかった事はないし変だな。しかしここで気付いた事がある。

商品説明画像
Amazonの商品ページ画像

商品ページの画像を見て気付いた。この綺麗な外国のお姉さん、アジャスターを少し引き出した状態でジャストフィットしているじゃないですか。こういうお姉さんってもの凄く小顔なんです。というわけで僕はこのお姉さんより少しだけ頭がデカいんだと納得しました。要するにEP636は明らかに小型な造りなんです。
しかし真面目なハナシ、日頃から頭が人よりデカいと自覚している人はまずフィットしないサイズだと思います。

音の傾向としてはボヤッとしているかも

肝心の音質についてだ。YOASOBI「夜に駆ける」、a-Ha「Take On Me」、Donald Fagen「I.G.Y」などを流してみた。

音質を語るにはベースとする比較モデルが必要だ。比較対象は冒頭に書いたヘッドホンアンプ経由のQ701。今は他に持っていないので。
EP636の第一印象としては低域がヤヤ強め、全体的な解像感は低めだった。ズンズン来るような低域はないんだけど、フラットなQ701と比べると明らかに強い。あるていど低域が強調されるのも音楽にとっては心地よく聴けたりするものだけど、いかんせんボワッとした低音なのだ。さらに中域と高域の解像が粗い。Q701なら自然に細かな「音」が鳴っているんだけどEP636だと明瞭じゃない。最近の曲だと低音強くなりすぎるし聴き疲れしちゃいます。スペックで言えばQ701のほうが遥かに低域再生能力あるのですけどね。
まぁスピーカーとかヘッドホンやイヤホンはエージング(経年変化)ってのはあると思います。今回は使い始めて間もない時点での感想なので変わるかもしれません。

音漏れはそれなりにある

あまり極端な音量で聴いたりしてないけど、音漏れはそれなりにある印象です。公共の静かな場所では使いたくないですね。

まとめ:ファッションアイテムとして考えれば全然アリ

まずハッキリしておこう。ボロクソに書いたような気もするが、音質に関しては決して悪いわけじゃない。僕としてはQ701や他のイヤホンなんかと比べると「気持ちの良い音ではなかった」というだけ。じっくり聴きたい時には向かないけど、スマホと繋いで出先で聴いたりゴロ寝しながら聴いたりってのは充分に感じた。

EP636

音質やバッテリー持続時間とか考慮すると同価格帯でも他の選択肢があると思う。でも低価格帯では唯一とも言えるこのシャレオツなルックス。結果としてファッションアイテム感覚での購入するのがアリなんじゃないかと思いました。
頭の大きさが普通サイズだと思う人は是非トライしてみて下さい。