
安価に導入出来る Anadroid 専用の紛失防止タグ「Eufy SmartTrack Link」のレビューをサクッと。
2025年5月より、Google の「デバイスを探す」が名称変更されて「検索ハブ」となりました。
上記パッケージ上はまだ「デバイスを探す」と記載されていますが、勿論「検索ハブ」で使用可能です。Anker Japan 公式サイトでは「検索ハブ」と記載されていますが、パッケージの更新が間に合わなかったのでしょうね。
Android のスマートタグ選びについて、こちらの記事でも書いています。
↑勝手にリンク先が iPhone 用とかが表示されるようなので、必ず商品名に Android 用と書かれているか確認してから注文してください。
製品仕様 Eufy SmartTrack Link

※「検索ハブ」アプリをご使用の際は、OS 9以降を搭載したAndroid機器が必要です。
通常でも1.5年の保証が付くのですが、Anker Japan のユーザー登録があれば 2年保証に延長されます。なかなか手厚いです。付属品として、電池交換の際に蓋を開けるピンがあります。


「検索ハブ」非対応の従来モデルと同じような外観。差別化で色がグレーになっています。背面のQRコード等の印字方法が変わっているようです。従来モデルの印刷は簡単にかすれてしまうもので、テープを貼るなりして保護が必要でした。本モデルは何となく、かすれにくいような感じを受けます。

サイズ感は、Chipolo ONE Point とほぼ同じ。厚みはもう少し薄いと嬉しいのですが、ボタン電池を用いている都合上これ以上は薄くできないのでしょうね。
キーリング用のホールが Chipolo ONE Point より更に通しづらいデザインです。大きめのリングを用意しときましょう。
Android 端末との紐づけは簡単

Android 端末の傍で、Eufy SmartTrack Link のロゴ辺りを3秒くらい押せば音がなって表示されたポップアップを数タップで紐づけ完了。
んで、「検索ハブ」の画面が画像左だが、Anker さん、背景透過された画像使ってよ…。手ぬるいなぁ。
画像右は、同じ場所にタグなどが集合していた状態の表示サンプル。このようにまとまった吹き出しで表示されるのは何かいい感じ。
置き忘れ通知を使うなら公式アプリが必要

Chipolo ONE Point より優れた点は、置き忘れ通知が機能するというところ。まぁ、あっちが機能しないのは私の環境だけかもしれないけどね。詳しくは Chipolo ONE Point のレビュー記事を参照してください。
こちらのアプリをインストールして、アプリに Bluetooth の許可したうえで、ロゴを長押しすれば簡単に接続可能です。こちらのアプリから「置き忘れ通知」を ON にすれば OK です。また、ここで「紛失モード」というのも設定できます。もし落としてしまって誰かに拾われた際に、Eufy SmartTrack Link 本体裏のQRコードを拾った人が読み込んでくれた場合に表示するメッセージを設定しておけます。
まとめ

Chipolo ONE Point との比較も含めて「まとめ」ます。
「検索ハブ」としての機能は同一
「検索ハブ」対応と表明している製品である以上は、機能性は同一と見てよいでしょう。使用していって不都合があれば追記します。
置き忘れ通知について
Chipolo ONE Point では(少なくとも私の環境では)使えない「置き忘れ通知」が使えるのですが、専用アプリをインストールしなければなりません。アプリによるバッテリー消費は、タグ 2 個接続した状態でもかなり少ないですね。経時観察していきますが、従来モデルより今のところ良い。
しかし、従来のモデルからあった誤通知(スマホとタグが 50 cm距離でも置き忘れ通知が頻発)は健在です。まったく改善されていません。
これをどう捉えるかでしょう。誤通知があってでも置き忘れ通知が欲しいかどうか。これが嫌なら機能オフするか、アプリのインストール自体しなければよいでしょう。
この機能は「Beta」と付いているので、改善されるのかもしれません。従来モデルから考えると、いつまでベータやってんねん!って感じですけどね。
※あくまでも私のケースでのハナシなので、スマホとの組み合わせによっては誤通知が発生しないのかもしれません
タグから発する音量について
これに関して体感、Chipolo ONE Point より小さいですね。設定で大・中・小を切り替え出来るのですが、大でも小さく感じました。音量的にはどちらのモデルも物足りないんですよね。小型だから難しいんだろうけど。
防水性は劣る
等級上は IPX5 の Chipolo ONE Point より一段落ちる IPX4 ですが、まぁ造りを見たところ大差なさそうではあります。雨に降られるくらいは問題ないでしょう。
現状一番安い
「検索ハブ」対応のスマートタグとしては現状最安製品なので、前述の欠点を踏まえてもアリなんじゃないでしょうか。今のところ有象無象の無名メーカーが作れない(検索ハブ対応モジュール確保できない)から、当面は最もエントリーな製品として売れ続けるでしょう。そのうち各社スマホが UWB 対応を謳いだすと、対応したスマートタグが登場してくるでしょうが、それはまだ先になりそうです。
↑売り切れ中は勝手にリンク先が iPhone 用とかが表示されるようなので、必ず商品名に Android 用と書かれているか確認してから注文してください。