イタリアの革小物ファクトリー「ペローニ」の定番商品“小銭入れ”の紹介。
購入から実に 15 年経過しています。革製品をそれだけの期間使用していれば、普通ならボロボロ…ですよね。私のコインケースは、マイカーのアームレストに入れておいて、駐車場の料金を支払う際や、自販機で缶コーヒーを買うときくらいしか触れていないので、そこまで劣化していません。それに造りが良いから頑丈です。
Peroni とは
ペローニフィレンツェは、ワークショップがピエロ兄弟とロベルト兄弟によって設立された1956年以来、フィレンツェの革の職人技の伝統を継承しています。職人の会社は、革製品生産の価値と高品質の基準を世代を超えてそのまま維持することに焦点を当てました。野菜なめしの革は、情熱、優れた専門知識、創造性を備えた、完全に手作業で作られ、着色され、装飾されています。ペローニのコレクションは、特徴的なコインの財布やバッグなど、さまざまな革製品やアクセサリーを提供し、最高級の素材と最高品質の職人技と技法を組み合わせています。
15年経過した Peroni
色は「ブラウン」です。革製品なので、薄っすらとしたキズは新品時点からあるものです。ハードな使い方はまったくしていませんが、それなりに年月を感じるキズ・シワ・シミといったエージングは感じられます。オープンするためのベロが一番劣化してますね。
焼印が傾いているのも、ヨーロッパ圏のファクトリーかつ職人手作業がモロ感じられて好ましい。いや、全ての個体が傾いてるわけじゃないけどね。
薄いのにコロンと丸みがあって可愛い
コロンとした丸みが可愛い。ちょっと触れれば質の良い革なのがわかります。手馴染みも凄く良い!ポケットに入れておくのに丁度よい厚み。中の小銭がジャラジャラいうのは御愛嬌。
糸をまったく使っていない
驚くことに、このコインケースは糸をまったく使わずに作られています。糸を使わずに成形する技術というか、最初にこのフォルムを考えついた人は凄いと思う。
開いた蓋が受け皿に
ジャラジャラッと蓋に出せるので、必要な小銭を目で確認しやすいです。必要な小銭を取り出したら、手前に傾ければ残りは戻せます。数えたことないけど、相当量の小銭が収納可能です。
まとめ
Peroni 自体、アイテム数は少ないですが、画像のようなバッグもあります。長くに渡って世界中で愛され、日本においてもずっと輸入されています。それは、人の手で作っている温かみを感じる逸品だからかもしれないですね。
キャッシュレスな時代だけど、どうしても小銭が溜まっていくものです。小銭入れを検討するなら、その選択肢に Peroni を加えてみたらどうでしょうか。