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防犯カメラを SwitchBot から Tapo に変えたハナシ

かいつまんで不具合を書くと、

  • バッテリーの消費と充電速度がマッチしていない
  • 通信の接続性が悪い
  • アプリの造りが悪い

まずは充電効率が悪すぎる。日照条件の良い状況でも毎日グングンとバッテリー残量が減っていきます。勿論、検出感度や範囲などはバッテリー消費を考慮して緩い設定にしています。というか、そもそも防犯の為に設置してるのに、検出を緩めなければならないバッテリー仕様は如何なものか。

通信の安定性も低い。アプリ上から通信感度が数値で見れるのですが、80%以上あっても通信が切れたことが何度もありました。また、検出通知があってアプリでカメラ映像を見ようとしても、画面が表示されるまで時間が掛かり、画面が表示されないままとなるケースも多発しています。いやー、さすがにカメラ映像まで辿り着けないなんて論外でしょう。

アプリに関しても、2024年11月頃のアップデートで、撮影映像のクラウドアップロードのサブスク契約バナーが邪魔な位置にデカデカと表示される仕様になってしまいました。ユーザーのことを考えていないのでしょう。

具体的には上記モデルです。画質や、スピーカーでの会話などは何も不都合なかったです。

さて、今回導入した Tapo C425 に関して、詳細なレビューはしません。マグネット取り付けであったり、カラーなナイトビジョンであったりといった特徴は、これまで使っていた SwitchBot 製でも出来ていたことです。比べるのは SwitchBot 製での不満点が Tapo ではどうなのか?といったところです。

Tapo C425

ずっと交換したいと考えていて、Tapo C425 に替えることは決まっていたのですが、一時期からずっと価格が高騰していたので購入するタイミングを図っていました。
この記事を書きながら Amazon を見てみると、私の購入した「カメラ本体+ソーラーパネル」のモデルが販売されていません。取り付けベースがカメラとパネル一体となったモデルは売っているのですが、なぜなのでしょうかね。まぁ、そのうち販売再開されるでしょうか。

それでは、SwithBot から Tapo に防犯カメラを替えた感想を簡潔に書きます。

替えた感想

SwitchBot は1日に5%以上はバッテリーが減っていきました。単純に考えて20日未満で残量が尽きるので、尽きる前に取り外して屋内でUSB接続して満充電するという手間が生じました。そのていどの手間でしょ?と思われるかもしれませんが、外壁の高い位置に取り付けたのを脚立に載って取り外して、2時間の充電後の取り付け時は画角の調整したりと、案外と億劫な作業です。そもそも取り外さなくとも済むに越したことはありません。

Tapo C425 は装着してから一ヶ月以上経ちますが一度もバッテリー残量が 100% を下回りません。驚異的です。取り付けたのも冬になっていたので、日照が良くないにも関わらずです。勿論、24時間常時検出なのにこれは素晴らしい。

通信に関して、在宅で同一の LAN 環境内であれば数秒で映像表示されます。出先からだともう少し時間が掛かる場合があります。というかムラがあります。でも困るような遅延ではないですね。SwithBot のように、映らないまま「表示出来ません」で終わるなんて論外ですから。私は他にもTapo の電源接続型の屋内カメラを 2台設置していますが、画面表示に関してはそれらのほうが速いですね。

この手のカメラ全般ですけど、玄関先などの来客時にアプリで会話するなどの即時性はないです。やはり数秒から場合によっては10秒以上カメラとの接続に時間が掛かるので、カメラ付きインターフォンのような利用には向かないでしょう。

アプリに関して、もともと Tapo アプリは動作が軽快なので不満はないです。サブスク誘導バナーは SwitchBot 同様に表示されますが、その配置もさして邪魔な位置ではないので許容内ですね。出ないに越したことはないけど。

外壁への取り付けについて

ゴリラテープに関しては、3M の屋外向けの強力なものを上回る粘着力だと実感しています。3M では何度も剥がれた経験から、ゴリラテープのほうを信頼しています。
ただし、ゴリラテープのみでは、防犯カメラの自重を長期的には支えられません。装着時はガッツリと脱脂して貼り付けても、数ヶ月したら脱落してしまいます。どうしても外壁の凹凸面の影響で、完璧な接着ができないのでしょうね。

半永久的な取り付けの結論としてはゴリラテープ+セメダインです。もう二度と取れないくらいガッチリ付きます。まぁ、セメダインだけでよいのでしょうけど。あと、外壁の凹凸を無くすためにフラットなアクリル板みたいなのを噛ませています。まぁ、これも無くても構わないでしょう。

この手の防犯カメラは、手で持ってるうちは軽く感じます。でも、壁面などの垂直面に設置する場合には、強力な両面テープでも長期的には支えきれないものです。バッテリー内蔵型なので、実際にはそこそこの重さなのです。落下して地面に叩きつけられて故障しないよう、しっかりとした取り付けを心掛けましょう。

Tapo C425 の気に入らない点。

SwitchBot のカメラを使っていて一番の不満だったバッテリーに関して、Tapo C425 は比較にならない高性能なので、不満らしい不満はないのです。しいて挙げるとすれば、夜間の動体検知時に点灯する LED の色味が暖色しかないところくらいですかね。別で設置している防犯ライトが昼白色なので、色温度を変えられたら尚良かったかな。今のところ、それくらいしか不満がありません。

まとめ

防犯カメラだけなら、他のメーカーという選択肢も非常に豊富です。ホームセンターにも専用コーナーがあるくらいですから。ただ、スマートホーム的な観点からいくと、1 つのアプリで完結出来たほうがシンプルで良いのです。部屋の灯りを付けるときはこのアプリ、防犯カメラの映像を見るときはこのアプリ、エアコンはこのアプリ、などと煩雑なのは嫌ですもんね。集約するのは大切です。

ちなみに、SwitchBot の防犯カメラは別の場所に移設して使用はしていますが、そのうち Tapo に交換してしまうでしょう。それと、1年ほど使った SwitchBot の「指ロボット」が故障しました。そろそろ SwitchBot のアプリをスマートフォンから削除出来る日も近いかもしれません。

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